【書評】ケーキの切れない非行少年たち【現実が歪んで見える少年たち】
児童精神科医である筆者は、少年院で刑務に従事している少年たちに出逢います。刑務所を「楽しい」「面白い」と感じている少年たちも多く、著者である宮口さんはあることに気がつきます。「彼らはやる気がないわけでも、不真面目なわけでもない。」「現実を正...
児童精神科医である筆者は、少年院で刑務に従事している少年たちに出逢います。刑務所を「楽しい」「面白い」と感じている少年たちも多く、著者である宮口さんはあることに気がつきます。「彼らはやる気がないわけでも、不真面目なわけでもない。」「現実を正...
生きていれば、必ずどこかで罪悪感を感じるものです。罪悪感があると身動きが取れなくなります。全てをマイナス方向に考えてしまいます。そんな諸悪の根源でしかない罪悪感とは何なのでしょう?どうせ悪いものなら感じないようにしたい。本書を読んで、うまく...